落ち着いてきたような気配はあるものの、依然終結しないコロナ・ウィルス。
ハワイは外室禁止から「自宅に居た方が安全なので、
なるべく家にいてください」に変わったものの、基本外室禁止。
今日で58日目です。
コロナウィルスによりハワイでは約25万人が失業し
それに伴い皆失業保険を申し込みましたが
今日の時点で未だに7万人近くの人が失業保険をもらえていないそうです。
(僕は一ヶ月半かかってようやく3週間前から貰えるようになりました)
その原因はハワイ労働局のシステムが古かった(1987年頃の物だった)事や
過去に前例の無い申告数に、スタッフの数が足りずに
対応出来なかった事などがあります。
3月26日以降、州外からハワイを訪れた場合は
14日間自主(自宅もしくはホテルでの)隔離が義務つけられました。
これに違反した観光客が既に何人も逮捕されています
この14日間の隔離は今も続いてるのに関わらず
連日アメリカ本土、もしくは他国からハワイ入りする人は絶えません。
ちなみに昨日、他州、他国から合わせて350人程がハワイに来ました。
コロナ騒動の前は1日何万人もがハワイを訪れていましたので
大幅に減ってはいます。しかし、ハワイに来ても14日は滞在先から出れないのに
なぜ、今来るのかが全く判りません。
航空券と宿(特に民泊)が安いからでしょうか?
コロナ対策の一環で、日本では安部総理が全国民にマスクを配りましたね。
1家庭、人数に関係なく、たったの2枚。
それらに総額466億円かかったと聞き驚愕しました。
日本の人口が解らずグーグルで調べたら1億3000万人でした。
466億円を1億3000万で➗と1家庭3万5千円位。
マスク2枚送るのに3万5千円!?こんなバカバカしい話聞いた事ありません。
これなら10万円の一律給付金に一人3万5千円を上乗せしてあげたほうが
国民は喜んだのではないか?現金じゃなくて、物資を支給したのは
何か理由があったのでしょうか?
個人的な意見ですが、安部さんの「ままごと政治」を
最新映画の宣伝文句風に言うとすれば
「全世界が笑った!」でしょうか。
同じ頃アメリカでは現金給付(2019年の税金さえ払ってれば提出書類は一切無し)が
始まり、大人一人1200ドル、子供500ドル貰えました。
日本と比べると凄い違いです。
日本全国で外室禁止、そして営業休止願いを発令した時、
強制力のないお願いだからか、なかなか閉めない店舗も沢山ありました。
インタビューで店(もしくは会社)を閉めない理由を聞かれ、
一番多かった答えは「このままだと潰れるから」で、
これは当たり前の答えで十分理解できます。
しかし、今回のコロナ騒動は人命に関わる緊急事態。
営業出来ない事で潰れるのはその店だけじゃないし、
営業してた店がクラスターと化し、それにより死者が出たら、
店は責任を取れるのだろうか?
ちなみにアメリカではレストランの営業禁止が出た際は
強制力がある発令だった事もありますが、全てのレストランがテイクアウトのみの
営業に変えました。
もし、営業停止命令を無視して営業したら、
逮捕されたでしょうし、営業した事が原因で
訪れた客がコロナウィルスに侵され死亡でもしたら
アメリカでは億単位の訴訟になります。
ルールも知らず、これまで見向きもしなかったラグビー、
もしくは興味すらなかったオリンピックの競技に
日本代表選手がいい成績を出すと、日本人は突如狂ったように盛り上がり、
同じような連中との一体感に歓喜乱舞するのに
こういう非常事態で何故その不思議なエネルギーを出せないのでしょうか?
やはり国が何も保証しないのが原因なのでしょうか。
そんな中、難しい課題を一つずつクリアにしている
東京都の小池知事を初めとする各都道府県の知事や市長は
素晴らしいリーダーシップを発揮されてると思います。
特に東京都は、感染予防拡大協力金 小規模事業主持続化補助金 など
既に30個以上の補助対策を打ち出しており、
安部総理の動きを小池知事と比べるとグダグダに見えます。
最後に本日のハワイ州での新規感染者は1名でした。
外を歩いてる人のマスク着用率は60%位ですが
室内、施設内ではマスクをしていないと入れないので
マスク着用率は100%に近いです。
皆んな疲れています。でもトンネルの先の明かりはもうすぐ見えるはずです。
あと少しの辛抱だと思います。共に頑張りましょう。