2018年6月26日火曜日

テレビ三昧

先週から日本のテレビ番組が観れるシステムを我が家に導入しましたが、思ってたより遥かに良く、なんでもっと早く導入しなかったのか悔やまれます。

地上波、BS , CS 、そして大阪、京都のローカルまでもが観れ、チャンネル数は94。BS , CS がない時代に日本に住んでたので、こんなにチャンネル数が増えてたとは知りませんでした。

音楽チャンネルもあるので、早速観てみると、Blackmore’s Rainbow , Live in Munich 1977 を発見!仮面ライダーブイスリャーーー(V3)もやってる!(久しぶりに観ましたV3の錐揉みキック)

当然サッカー日本対セネガルも観ましたよ~




2日前にジムで、普段使わないマシンを使ったところ、少し腰を痛めたので、しばらくはテレビ三昧です。

2018年6月23日土曜日

不法移民問題

不法移民が徒歩で来れないハワイは、ほぼ無関係なので、ハワイに住む人達がどれだけ不法移民問題の事を考えてるかは判らないのですが、不法移民問題はアメリカ本土、特にメキシコとの国境線に面してるカリフォルニア州、テキサス州、アリゾナ州、ニューメキシコ州などに住む人達には切実な問題なのです。

僕は南カリフォルニアで育ったのですが、当時でも(1980年代初頭)、朝、大きめの交差点などに20~30人程のメキシコ人が集まり、日雇いで雇ってくれる人が声をかけてくれるのを待ってた光景を覚えています。

日本にも不法移民はいるはずです。しかし、彼らが不法移民だと分かったらすぐに誰かから警察に通報されて、逮捕、強制送還に成ると思うのですが、ここアメリカでは不法移民があまりにも多すぎて、手が回らない状態なのです。

それどころかブッシュ大統領が任期中に「不法移民でも車の免許を取れるようにするべきだ」と発言した時には開いた口がふさがりませんでした。トランプ大統領が不法移民を全て強制送還すると発表した時は、テレビに違法移民の家族が出てインタビューに答えてましたが、テレビに出てるのに、なんで移民局に捕まらないのかまったく理解出来ませんでした。

違法で入国したのなら、母国に送り返されて当たり前というのが僕の考えです。この部分はトランプ大統領を支持しています。

現在のアメリカの法律では、たとえ不法移民の子供でも、アメリカで生まれたのであれば、アメリカ国籍を取る事が出来、親が強制送還されても、米国籍を持つ子供はアメリカに残る事が出来ます。又、子供の頃に親に連れられ、違法でアメリカに入国した子供達に関しては、一定の条件(高校の卒業証書や米国で育った証明書など)を満たせばアメリカに残る事が出来るのです。

しかし、これを「親子を引き裂いてひどい!」とか言う人たちがいます。僕からしたら、親子が別れたくないのなら子供も母国に帰れば良いのではと思うのです。親子が引き離されるのはアメリカの問題ではなく、もともと違法でアメリカに来た親の責任なのです。なのに、親子が引き離される部分をセンチメンタルに訴えるのは違うと思うのです。

それから、違法でアメリカに入国した移民が、どうやって部屋を借りたり、仕事を得れるのかも謎です。アメリカでは社会保障番号があり、(現金でもらうような仕事はもちろん大丈夫ですが)まずは社会保障番号を取得しないと、普通には仕事が出来ません。なのでたぶん最初は現金の仕事を探すのでしょう。ここで僕が1980年代にみた光景につながります。

また、家を借りる際にはアメリカではクレジット・ヒストリー(過去のクレジットカードの返済記録に基づきランク付けされるシステム)を確認されますが、違法移民なら当然クレジットカードなどないだろうからどうやって家もしくは部屋を借りれるのでしょうか?

違法移民でアメリカに入国しながらも、最後には裕福な家庭を作る人もいるでしょう。しかし、それはほんのほんの一握りであり、殆どはアメリカに来ても楽な生活を手にする事はできず、最終的には低所得者で終わり、アメリカ政府からの援助を受ける事に成り、これが大問題なのです。違法で入国して来たのうえに、政府は保護せねばならない=そのお金は国民から出てるのです。

これまでの国境警備がどの程度の物なのか僕はわかりませんが、数多くの違法移民が越えて来てるのだから、決して完成度の高い物ではないのだと想像します。だからトランプ大統領は壁を強化すると言ってるのでしょう。実際、壁を強化し、国境警備員を増やした事で不法移民のアメリカ入国は減ったみたいです。しかし、壁を作ったところでこの問題は終わりません。壁のメンテ、警備員など、永遠にかかる維持費を国民は払わないといけないのですから。



2018年6月3日日曜日

ハワイ・デンジャー(危険)ゾーン

1週間程前だと思います。ハワイを訪れてた日本人観光客が公園の公衆トイレで暴行されたニュースをみました。被害者の男性は、命に別状はなかったものの、顔面を激しく殴打され、助けに駆けつけた男性の妻は、首を絞められ、気絶してるところを警察に発見されました。二人は病院から解放された後、旅行を早めに切り上げて日本へ帰国したそうです。

男性が被害を受けたのはカカアコというエリアで、アラモアナから少し西(空港側)のエリア。以前は倉庫街で、車の修理工場などが多く、汚い感じのところでしたが、ちかじか電車が通るのを見越してか、ウォールアート(ビルの壁一面に絵を描くアート)や、おしゃれなカフェ、新しいコンド(マンション)が沢山オープンし、現在は少し華やいでる感のあるエリアです。

そのせいか、最近はカカアコを歩いてる観光客をよく見かけます。しかし、カカアコにはホノルル最大のホームレスの集落があり、決して安全なところではありません。地元民の僕ですら夜は行きません。このような情報を得ずに、もしくはウェブで見つけた情報のみを元に行くには、元々危険過ぎるエリアなのです。

今回の事件で被害に遭われた方は、病院で手当を受けたのですが、退院時に請求された治療費が500万だったそうです。被害者がアメリカの保険を持ってなかった為、全額負担でこの金額に成ったと思うのですが、心臓か脳の手術をしたのならともなく、これは高すぎる!以前このブログで健康保険について書いたのですが、アメリカの医療費が無意味に高額なのがわかります。また、これは本来なら裁判を起こし、加害者に請求しないといけない金額なのです。

ホノルル警察は数日前に20歳の犯人を逮捕。今後裁判へと発展するはずですが、被害者の方がハワイで行われる裁判に出席出来るのか?弁護士を代理にたてれるのか?被害後も対処せねばいけない被害者の方の気持ちを考えると心苦しいです。

楽園ハワイですが、犯罪とは無縁ではありせん。実際僕も3週間前にアラモアナのドンキ・ホーテで車上荒らしに会いました。ワイキキも深夜まで人は歩いていますが、店が閉まり始める午後10時頃にはホテルを戻る方が利口です。安全基準を日本ベースに考えない事が大事だと思います。

2018年6月2日土曜日

今日のニュース 5月31日・2018年

アメリカではすっかり定着したUBER(ウーバー)。

ウーバーとは素人の運転する車を配車するサービスで、日本で言ういわゆる「白タク」であり、日本ではタクシー業界が強い為、アメリカとは違う形態で運営されてるようです。

僕がウーバーの名前を初めて聞いたのは2~3年位前でしょうか?教えてくれたのは実際にドライバーとして登録した友人でした。「暇な時にやるだけで月500ドル~700ドルになるんだ!」と話してくれ、僕も登録するように言われたのを覚えています。

素人の運転する車に乗る事、また、誰かわからない人を自分の車に乗せる事に対して抵抗があった僕は、今現在もウーバーにドライバーとしても利用者としても登録していません。しかし、事前に料金がわかる事、タクシーより安い事、チップの金額を事前に決めれる事など、親切細やかなシステムにより利用者が増えてる事は理解できます

そんな、今日、コロラド州デンバーにて、客としてウーバーの車に乗車してた人物が、同じくウーバーの運転手に射殺されたとのニュースがありました。撃った運転手は黒人系のマイケル・ハンコック29歳。撃たれたのは45歳の韓国人キム・ヒョンス。警察の鑑識が現場で10発以上の薬莢を発見しました。

なぜ射殺したのかは、取り調べ中で、公表されませんでしたが、ウーバーでは運転手・乗客、共に武器の携帯は禁止してるので、運転手が拳銃を持ってた時点で基礎違反。ウーバーでは、登録する際には身元調査を事前に行ってると公表していますが、今回乗客を射殺した運転手の履歴には一切問題はなく、すでにウーバーの運転手として3年のキャリアがあったそうです。

動機などは今後の捜査で明らかになっていくでしょうが、このような事件は、銃が車より簡単に買えるアメリカの法律が根底にあり、これらを修正しない限り、銃を使用した犯罪は永遠に無くならないのです。「自由」である事と「なんでもしていい」とは、全く違う事だという事にアメリカ人が気がつかないかぎり、アメリカは同じ過ちを繰り返します。


今回の事件、日本だったら犯人が警察に逮捕されて終わると思いますが、ここアメリカでは、被害者側がウーバーを告訴し、億単位の訴訟を起こすと思います。

追記:6月7日 警察の取り調べに対して、加害者で運転手のマイケル・ハンコックは客としてキムと口論になり、襲われたので射殺したと説明。殺害されたキムは後ろの席ではなく、助手席に座ってる所を撃たれており、警察が現場に到着した時は助手席の床に倒れこんでたキムを発見。すぐに蘇生を試みたがすでに手遅れでした。

追記:殺害されたキムさんの家族は、シカゴに拠点を置き、今回のような相乗りで起きた事件に強い弁護士事務所を雇用。弁護士事務所は「ウーバーの規定にドライバーは凶器を持ってはいけないという項目があるのに、ウーバーはそれらの監督を怠った」とし、ちかじか裁判を起こすと発表。