2018年5月28日月曜日

テレビ事情

アロハー

我が家では契約してる有料テレビ会社を6月で解約する事にしました。

理由は、好きだった番組が次々に打ち切りになり、
今ではニュース以外に観たいと思う番組がない事です。

アメリカのテレビ・システムと日本のテレビ・システムはかなり違います。

シンプルに解りやすく言うと。
日本=キー局がタダで観れる
アメリカ=お金を出さないと何も見れない 

アメリカのテレビの良い所は、それぞれの局で扱う題材が違うので、観たいトピックのものだけをずっと観れる事。例えば映画チャンネルは映画しか放映しないので、一日中映画を観れます。その他に、ニュース系、アウトドア・冒険系、リアルティー系、動物系、音楽系、アダルト系、漫画系など、様々なチャンネルがあります。

毎月の受信料ですが、契約してるチャンネルの数が多ければ多いほど高くなります。確か基本のパッケージが、毎月$25~(30チャンネルほどあります)で、我が家では100チャンネル位のパッケージを契約してて、毎月80ドル位払っています。

ちなみに受診料を払ってるのに関わらず、コマーシャルはどんどん観せられます。日本に例えると、NHKがコマーシャルをガンガン流してるような感じですかね?

最近は日本でも有料テレビが定着してきてはいるようですが、依然無料で観れるキー局が強いのが現状ではないでしょうか、、、。

僕がもっとも関心するのは、日本のテレビ局は無料で観せてるのに、視聴者の声には耳を傾け、尚低姿勢なところ。

僕は撮影業界で仕事をしてるのですが、撮影中に「なんで、それは見せれないの?なんでそう言えないの?」と思う事が何度かあり、それをディレクターに聞くと、「それやると視聴者から苦情が来るので、、、」という返事が返ってきました。

⭐️無料で観せてあげてるのに、苦情に低姿勢!⭐️アメリカにはまったく存在しない物です。もし同じ事をアメリカでやった場合、裁判沙汰に成るような事じゃない限り、笑われるか「もう番組観なくていい」と言われて終わりでしょう。

余談ですがアメリカには「バラエティー番組」という物がありませんし、それらに出演してる日本で言う「タレント」も存在しません。(コメディアン、シンガー、アクターなどは存在します)。ちなみにタレントとは「才能」という意味ですがこれを知ってる日本人はどれ位居るのでしょうか?(僕予想15%以下)

今後の我が家ですが、アメリカの有料放送をキャンセルし、6月からは日本のテレビが観れるシステムを導入します(もちろん有料)。この夏から高校生になる息子の日本語レベルも、日本のテレビ番組を見る事で多少は維持出来ると思うのですが、はたしてどうなりますやら。


7 件のコメント:

  1. 日本の場合、視聴者というよりその後ろのスポンサーに気使ってるんじゃいの。
    視聴率に関わるから観ないでもいいとは言えない。
    視聴率が1パーセント変わるだけで広告費は何千万と変わるからな。
    更にスポンサーはなるべくイメージの良い番組の提供をしたがる。
    よってスポンサーに忖度した番組が増えるんじゃ。

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  2. スポンサーは確かに大事だし、それはここアメリカでも一緒だよ。しかし、一般視聴者が製作会社、もしくはテレビ局にわざわざ連絡して来る事は、ここアメリカではないんじゃないかな。少なくともワシなら連絡はしない、が、今後その番組は見ない。日本の視聴者は、テレビ局に対して、「見てやってるんだ」というスタンスなんだよね。実際は(タダで)見せてもらってるのに。

    スポンサーのお金で番組を作ってる=スポンサーのご機嫌を常に伺う。だから似たり寄ったりの番組ばかりに成るんじゃないかな?(日本って散歩番組ばかりだよね?)アメリカみたいに視聴者から受信料を取れば、その金額はスポンサーの出すお金より遥かに大きな金額に成るけど、全ての局が一斉にやらないといけないだろうから、難しいのかものぉ~。

    ちなみにNHKの受信料ってのもよく分からないんだよね。わざわざ集金の人が家に来るってのがある意味凄い!昭和初期ならまだしも、。集金係りが何人いるのか分からないけど、一人二人じゃなだろうから、それこそ無駄なお金じゃないかな。払わなければいけないのなら、電気や水道料と一緒で、支払いがされない時点で NHK、もしくは全てのチャンネルが見れなくなるようにしないと、無理やり見せられてる感、もしくは他のチャンネルに便乗してる感は否めないんだけど〜。

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  3. まさにそこがアメリカ人と日本人の違いじゃの。
    日本人は視聴者にもスポンサーにも気を使い過ぎる。
    三波春夫の「お客様は神様です〜」てヤツ。
    それに実際今の日本ではまだペイドの番組のみで局運営するのはまだ難しいかもしれん。
    てかおそらくこれからは更に有料放送は難しいかもしれん。
    (ネット化が更に進むと)
    やっぱり一番はスポンサー料ってなりそう。
    NHKも民営化するか他国の様に税金で運営する完全な国営放送とするかどっちかにして貰いたいの。
    金儲けに走り過ぎ。
    面白い番組は多いが報道は思想が入り過ぎとるんじゃ。


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  4. そうじゃの〜!客は神じゃない。

    需要があり、そこに供給者がいる。お互いがお互いを必要としてるんだよね。

    それにしても確かに日本人は気を使うね。しかし、これは決して悪い事じゃない。逆にアメリカ人にはその辺を学んで欲しい。ただ、日本人は気を使うがあまり、判断が遅いし、判断する事を嫌がる傾向があるように思う。これは判断ミスを恐れてるのと、自身の発言により、最終的な責任を取らされる事を回避したいという防衛的なものを感じる。

    実際、いまロケの仕込みをしてるんだけど、経費の建て替え分について、ロケ3日前に成っても誰も明確にしないので、わしが「僕が全額払いますが、ロケ終了 後4日以内に清算してください。それ以降になる場合は20%の手数料はチャージ します」とメールしたら、クライアントが責任を取らなくて良い、一番面倒くさい方向へと話が進み始めた。(ちなみにこの20%はわしのカードの手数料であり、わしの儲けではない)。

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  5. はぁー大変じゃのぉ!
    しかしわしも広告、イベント業界で30年仕事したが
    日本では先払いや前払いの習慣はほぼ無いけんの。
    クライアントや元請けは基本翌月末、下手すりゃ翌々末払いというのも多いで。
    かといって手数料は貰えん。
    そんな感じだからわしの会社の業者へに支払いも翌々末払いだった。
    イベントやロケのその場で出て行く経費は一番そういう感じが多いの。
    頑張れ!

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  6. 確かに、日本では翌月払いは普通みたいだね。でもハワイではユニオン(組合)のルールで2週間以内に支払われないと、延滞金が発生するんだよ、だから日本の製作会社は皆払う。ちゅー事はやれば出来るんだよね。なのになぜ日本国内では2ヶ月も支払いにかかるのかが益々理解出来ない。

    アメリカ人の考えは、「支払いが遅れるのは会社の問題であり、こっちには関係ない」ってところなんだよね~。

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  7. 結局一番の元請けもしくはクライアントが翌末払いにするから
    その次、その次とそうなるんじゃいの。
    アメリカで仕事する時は当然その国のルールに沿って仕事するんだろうが、
    国内ではまた違うルールでしてるにが現状なんだろうな。
    だから日本では払えても絶対払わんだろう。
    また大きな会社程動く金額がデカイんで回転資金が余程有り余って無い限り
    そうなるというのもある。
    アメリカは金払いいいみたいでええノォ〜!!!

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