2018年7月24日火曜日

スナッキング 

日本のテレビ番組が見れるようになってから、改めて散歩系の番組の多さを再確認。

散歩だけだと、他局と同じ内容になってしまうので、各社個性を出す為、着ぐるみの怪獣と歩いたり、小さな島の居酒屋を巡ったり、その土地の産物を無料で食べさせて貰える人を探すタスクを出演者に与えたりと頑張っておられます。僕的には普通に散歩でいいと思うのですが、そうはいかないのでしょう。

各番組を観てて思うのは、事前打ち合わせ・ロケハンなしで散歩してるように見えるけど、殆どが事前に打ち合わせしてるのが判る。しかし、これはしょうがないでしょう。僕も撮影コーディネーターの端くれです、タレントを連れてようが、突然お店にカメラを回しながら入るのはまず失礼だし、事前にアポを取ってれば撮影出来た所も、イキナリ撮影隊が来たら、断ってくる可能性も高いので、リスクが高すぎるのです。

そんな数ある散歩番組の中で、僕的に面白かったのは「玉袋筋太郎のナイトスナッカーズ」。添付してる動画は、事前打ち合わせした店のようですが、僕が観た幾つかのエピソードはアポなしの突撃取材に見えました。それぞれの店で2杯くらいしか飲まないので、(飲んだ分の料金も掲載)滞在時間は短いのですが、オーナーの身の上話など、テレビで見る光景というよりは、日常の光景で、それが逆にいい感じでした。


次回日本に帰るときは、僕も裏通りを検索し、ローカルな店でローカル気分を満喫したいと思います。
それにしてもスナック(Snack)ってオヤツという意味なのですが、なぜ日本ではバーの事に成ってるのでしょうかね?


2018年7月20日金曜日

Fishing / Ala Wai Canal ~ Magic Island

数日前にyoutubeで、 ルアーを使い、ワイキキの山側に位置するアラワイ運河でバラクーダを釣ってる日本人の映像を見ました。

アラワイ運河には生活排水が流れ込むので、「釣った魚は食べるな!」と明記してあるほど水質は最低なのですが、魚とのファイトだけを楽しむのなら問題ないでしょう。という事で、昨日ウォールマートでルアーを買ってきて、早速今日行ってきました~。

着いたのは午前10時頃。youtubeの映像ではアラワイ運河のワイキキ側で釣ってたけど、ワイキキ側は車を停める所がないので、僕は山側でトライする事にしました。車を駐車場に停め、ポイントを探しながらキャスト。しかし、植物の近くや、川との合流部分など、いろいろ試しましたがまったくヒットなし。ルアーの動かし方が悪いのか、使ってるルアーが違うのか、まったくアタリは来ない。
アラワイ運河の水質は元々悪いのですが、深くはないし、通常は近くに居る魚は見えるのですが、今日は水が泥水のように濁ってて、まったく何も見えませんでした。もしかして、これが釣れない原因かもと思い、30分ほどで諦めてアラモアナ・ビーチに移動。

しかし、アラモアナは干潮で、釣り人はいるものの、釣れてる気配は無し。それでも一応マジックアイランドの一番先まで行き、以前40センチ越えのパピオ(アジの仲間)を釣った人を目撃した、深いエリアでしばらくキャストしてみましたが、まったくの無反応~。


この時点で昼の12時過ぎ。飲み物を持ってきてなかったので、喉がカラカラ。ギブアップです。アラモアナのドンキホーテへ移動し、ドンキホーテの前にあるフードコート内のLeo’s Taverna でランチ。ここはギリシャ料理のお店で、ラム肉と牛肉、そして野菜をインドのナンのみたいなパンに挟んだサンドイッチが激ウマなのです。久しぶりに食べて大満足。


そんな訳で、結局まるっきり釣れませんでしたが、無心でキャスト出来、気分転換にもなりましたし、なにより気持ち良かったです。オアフ島の東海岸側にも気になってるポイントが幾つかあるので 今度リベンジしたいと思います。

2018年7月19日木曜日

Agency

僕はハワイで撮影関係の仕事をしています。過去にドイツの映画、ロサンゼルスからのクルーが仕切ってるアメリカの某企業のコマーシャルなどには参加した事がありますが、仕事の殆どは日本の映画やコマーシャルの撮影です。そして特にこの10年は「美術」のほうをメインで頑張ってるのですが、 先日初めて、ハワイのスタッフによるハワイ企業のコマーシャル撮影現場に美術として参加しました。

半分以上は初めて会うスタッフでしたが、普段、日本の撮影現場で会ってる現地スタッフも数人いて、実に和気あいあいとしたいい雰囲気。撮影自体は普段やってる日本の現場とさほど違いはありませんが。びっくりしたのが代理店の動き。日本のコマーシャル撮影現場で目の当たりにする日本の代理店とはまったく違うものでした。

撮影の現場に詳しくない人も居ると思うので簡単に説明しますが、コマーシャル撮影の現場で一番大事にされるのはクライアントさんです。タレントよりもクライアントさんのほうが上にいます。当たり前です。撮影にかかるお金全てを出資してるのですから。

クライアントに一番近いのは広告代理店です。代理店の仕事はテレビ局など、広告を掲載するメディア(雑誌、ウェブ)と広告を出したい企業をつなげる事。なので、代理店にとってクライアントさんは大事なお客様なのです。代理店は撮影前にクライアントと何度も打ち合わせをし、マーケットのリサーチから、撮影するコマーシャルの方向性など、クライアントに様々な提案をします。

しかし、実際に撮影が始まると、現場はディレクターが絵コンテを元に撮影を進めて行きます。なので撮影現場では、代理店とクライアントは一番居心地のいいところで撮影されてる映像をモニターで見てるのが通常です。ハワイでの撮影に関して言わせていただくと、滞在中、代理店はクライアントのケアがメインであり、撮影後の買い物、朝ごはんやディナーのリクエストなどに対応し、滞在中は事細かに気を配ります。

ところが!今回僕が参加したハワイ・ローカルの現場に居た代理店さんは、常にディレクターの横でモニターをチェックし、モデルの動きはもちろん、セリフの言い回しから、オッケーテイクの判断、僕が用意した小道具に対しても、どれを使うべきか細かく指示し、例えるならエグゼクティブ・ディレクターのような感じでした。

この日はなんとか僕の持って来た小道具で事足りましたが、今後ハワイの現場に出る時は、ロケハンでディレクターと方向性を確認してても、ロケハンに来てない代理店が現場で事前に打ち合わせしてた方向と違う方向性の物を求めてくる可能性がある事を踏まえ、探偵並みの推理力で、実際に現場に持ち込む小道具のバリエーションを広げなければと思いました。




しかし、老いた脳のキャパシティーは既にレッドゾーン。昨日自分が何を食べたかも思い出せない。ちょっぴり不安です~

2018年7月7日土曜日

Fake Dives

サッカー・W杯ウルグアイVSフランス観ました。

試合を観て、一番記憶に残ってるのが、各選手の芝居の上手さ。ちょんと肘が触れただけでも、頭蓋骨骨折したような苦悩の表情。

ハイライトは後半20分位で見せたエムバペの名演技。まさしく世界一の当たり屋!エースがここまでやりますか、、、。

エムバペの猿芝居により試合は一時中断し、最後はエムバペにイエローカード。日本のボール回しも醜くかったけど、この小芝居はそれよりも醜かった。

ここまで勝ち上がってきたという事は、すべての選手の実力は間違いなく世界一流。しかし、芝居も一流じゃないと頂点に立てないのでしょうか?皆、基礎的な芝居のレッスン受けるのでしょうかね?テレビを観てて、そんな気すらしました~。








2018年7月1日日曜日

パイナップル栽培日記・完結 6月30日

苦節2年弱。我が家のパイナップルが黄色に色づき、いよいよ収穫の時期に成ったようなので、昨日収穫しました。
もっと大きくなると思ってたので、まだ小さいのに表面が黄色くなったのは驚きでしたが、肥料などもこれといって与えず、鉢の中で水だけで育てたせいでしょうか、思いのほか小ぶりのまま終わりました。

ペプシ缶の横に並べると、そのサイズがよく分かると思います。


肝心の味ですが、メチャメチャ甘かった!!小さい分、甘みも濃縮されたのでは?という感じです。

時間はかかりましたが殆ど手はかからなかったので、今後もパイナップルは栽培しょうと思います~