2018年3月17日土曜日

Ibanez PF100

DEEP PURPLE(ディープ・パープル)の「SMOKE ON THE WATER」 を聞き、強烈な衝撃を受けた僕は、15歳からギターを弾くようになりました。中高時代は、学校が終わるとすぐに部屋にこもり、何時間もギターを弾いてました。

一番最初のギターはディープ・パープルのギタリスト「リッチー・ブラックモア」の影響でストラトキャスターのコピーモデル。Tokai製でした。当時は持ってるギターを売らないと、次のギターを買う事が出来なかったので、残念ながらそのギターは今は手元にありません。

最初のストラトキャスターのコピーモデルを売り、16歳の僕が次に手に入れたのがibanez(アイバニーズ・イバニーズ)製のレスポール PF 100でした。当時、近所の楽器屋で新品で$250で売ってたと記憶しています。色はワインレッドでピックアップを当時まだ無名だったビルローレンスの物に変えたりして、1年ほど所有してましたが、その後、初めてのフェンダー・ストラトキャスターを買う為にこれも売却します。

時は流れ、40代に入り、あのイバニーズ・PF100をもう一度手に持ちたい気持ちに駆られ、ネットで探し始めたところ、ebayで年式も同じで色も近い物を見つけ、運良く落札する事が出来ました。色こそワインレッドではなく、ブラウンですが、ケースを含め1978年製のフルオリジナル。まさに当時買ったギターの兄弟。手に取った瞬間16歳の感覚にタイムスリップしました。

当時は知識もなかったので気がつかなかったのですが、ボディーはセミホロー(空洞構造)なので、いわゆるレスポールの音はしません。全く別物です。当時は本物のギブソンのレスポールを弾いた事すらなかったので、わからなかったのです。ボディーの形が微妙にギブソン・レスポールと違うのは、本家ギブソンからの訴訟を受けたからですが、僕はこのボディーシェイプもとても気に入っています。

現在、この時代のイバニーズはネットで$500~$1000位で売られています。決して高価な物ではないのですが、手に取る事で、その時(時代)を感じる事が出来るこのギターは僕にとって大事なギターです。

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