2017年12月19日火曜日

沖縄米軍基地問題

先日、沖縄のアメリカ軍のヘリコプターから鉄製の窓が小学校の校庭に落ちたとのニュースを見ました。これまで散々アメリカ軍や米兵による事件、事故に苦しめられてきた沖縄の人たちにとっては「またか!」と言いたいところではないでしょうか。

アメリカの為に戦う米兵のイメージは「正義感溢れる兵士」かもしれません。しかし、実際はそうではありません。高校卒業後、何処にも行けない連中(役立たず)もたくさん入隊します。なので、米兵が飲酒運転、強姦、強盗などの犯罪を犯すのは驚くことではないのです。もちろん素行が悪いと除隊されます。

15年以上勤めた後、すぐに貰える年金を目当てに入隊する者も多くいます。ちなみに20歳で入隊し、20年勤めあげて退職した場合、辞めた翌月からアメリカ軍年金が貰えます。年金金額はランクやそれまでの収入によりますが、普通にやってれば$2000以上は確実に貰えます。バリバリ働ける41歳から$2000のアメリカ軍年金が貰えるのです。また、65歳から普通の年金も貰えます。

話を戻します。沖縄でアメリカ軍のやりたい放題は眼に余るものがあります。住人が幾ら基地の前でシュプレヒコールをあげても無駄です。基地内で米兵は笑ってると思います。日本の政府が動かなければ永遠に変わることはありません。日本政府がアメリカのペットに成ってるかぎり、沖縄の状況が急転するのは難しいと思います。そんな中、一生懸命頑張ってる翁長知事は素晴らしいと思います。

現在僕はハワイに住んでいますが、もしハワイで同じようにヘリコプターの窓が小学校の校庭に落ちたら、大佐が出てきて「すいませんでした」では終わりません。アメリカ人同士というのもあると思いますが、必ず弁護士が出てきて、裁判を起こします。たとえ誰も怪我をしなくとも、「危険行為である」、「安心して過ごせない」など弁護士は考えられるかぎりの難癖をつけてきます。また、もし落下した窓が誰かに当たってたら、億単位の訴訟になること間違いありません。日本では人に当たっても絶対に億単位の訴訟にはならないはずです。

2016年にオアフ島の東側にあるワイマナロという小さな町に沖縄でも問題になってるオスプレイが墜落し、21歳の米兵が亡くなりました。亡くなった米兵の両親は「設計上危険であるのはわかってたはずだ」と、アメリカ政府のみならず、オスプレイを設計し、制作したボーイング社も相手に訴訟を起こしました。日本では絶対にこんな展開ありえないのではないでしょうか。

日本人は外国人に対して腰が低いように思えます。それは悪いことではありません。しかし、間違ったことをして、それをなーなーにしようとしてるのが見え見えなのに、苦笑いでスルーさせるのは間違いだと思います。英語が喋れなければ、日本語で怒鳴っていいと思います。逆の立場だったらアメリカ人もそうするでしょう。

日本に住む程度の低いアメリカ人はそのような日本人の気質を見抜き、それを逆手に取り、自分優位で物事を進めます。しかし、アメリカ人との交渉を多く行う日本人はそれらを学び、力強くなります。

現在は多くの外国人が日本を訪れます。。また、日本に移住する外国人も増えています。これらにより今後文化の違いで様々な問題が出てくるはずです。これらにどのように日本、そして日本人は対応していくのでしょうか、、、。

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