2018年6月3日日曜日

ハワイ・デンジャー(危険)ゾーン

1週間程前だと思います。ハワイを訪れてた日本人観光客が公園の公衆トイレで暴行されたニュースをみました。被害者の男性は、命に別状はなかったものの、顔面を激しく殴打され、助けに駆けつけた男性の妻は、首を絞められ、気絶してるところを警察に発見されました。二人は病院から解放された後、旅行を早めに切り上げて日本へ帰国したそうです。

男性が被害を受けたのはカカアコというエリアで、アラモアナから少し西(空港側)のエリア。以前は倉庫街で、車の修理工場などが多く、汚い感じのところでしたが、ちかじか電車が通るのを見越してか、ウォールアート(ビルの壁一面に絵を描くアート)や、おしゃれなカフェ、新しいコンド(マンション)が沢山オープンし、現在は少し華やいでる感のあるエリアです。

そのせいか、最近はカカアコを歩いてる観光客をよく見かけます。しかし、カカアコにはホノルル最大のホームレスの集落があり、決して安全なところではありません。地元民の僕ですら夜は行きません。このような情報を得ずに、もしくはウェブで見つけた情報のみを元に行くには、元々危険過ぎるエリアなのです。

今回の事件で被害に遭われた方は、病院で手当を受けたのですが、退院時に請求された治療費が500万だったそうです。被害者がアメリカの保険を持ってなかった為、全額負担でこの金額に成ったと思うのですが、心臓か脳の手術をしたのならともなく、これは高すぎる!以前このブログで健康保険について書いたのですが、アメリカの医療費が無意味に高額なのがわかります。また、これは本来なら裁判を起こし、加害者に請求しないといけない金額なのです。

ホノルル警察は数日前に20歳の犯人を逮捕。今後裁判へと発展するはずですが、被害者の方がハワイで行われる裁判に出席出来るのか?弁護士を代理にたてれるのか?被害後も対処せねばいけない被害者の方の気持ちを考えると心苦しいです。

楽園ハワイですが、犯罪とは無縁ではありせん。実際僕も3週間前にアラモアナのドンキ・ホーテで車上荒らしに会いました。ワイキキも深夜まで人は歩いていますが、店が閉まり始める午後10時頃にはホテルを戻る方が利口です。安全基準を日本ベースに考えない事が大事だと思います。

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