2018年4月16日月曜日

Naked and Afraid

アメリカで放送されてる「Naked and Afraid / 裸と恐怖」は、見知らぬ男女が素っ裸からスタートし、ジャングルの中で21日間生き抜けるかを追うドキュメンタリー番組。

この番組の前に「Dual Survival / デュオ・サバイバル」という番組があり、こちらはサバイバルの知識がある2人の男が、砂漠、ジャングル、山奥などから人里迄自力でたどり着くサバイバル番組で、主演してたのは実際にサバイバルを教えてる講師や、軍隊でサバイバル術を学んだ元米兵で、火を起こす技術はもちろん、寝床の作り方、罠を仕掛けて動物を捕らえたり、食べられる植物などを見つけながら、だいたい4~5日位で人里にたどり着いてた。

「Naked and Afraid / 裸と恐怖」は自称サバイバル経験ありの人が多く、当然自称なので、21日間生き延びるのは大変。なんてったってただの素人ですから。

笑っちゃうのは2-3日でギブアップした人も結構居るし、なんとたった1日で辞めた人も!21日間もサバイバル生活するのに、体も精神も鍛えず、勢いだけで応募してるのがみえみえ。

素人なので、出演者の契約内容は分かりませんが、出演者が「もう出来ない、、」と言ってるのに「もう2~3日頑張ってみよう」とディレクターは言わないし、言えません。なぜなら延長した事により出演者が大怪我でもしたら、「怪我をしたのはディレクターが巧みに延長させたからだ」となり、裁判で億単位のお金が動くからです。

「Naked and Afraid /裸と恐怖」が放送され始めた当初は、リタイヤは殆どなく、コンビで力を合わせ、ボロボロに成りながらも21日間を生き延びてた気がしますが、最近はパートナーとの揉め事が多いエピソードばかりで、サバイバル向きじゃない二人を故意に組み合わせてるようにも思えるのです。

僕個人の意見を言わせてもらうと、コンビが力を合わせて21日目まで生き延びるハッピーエンドを見たいのですが、実際は人が揉めてるのを見るのが好きな視聴者が多く、それに合わせてディレクターが演出してるように見えてしょうがないのです。(実際アメリカのリアルティー番組では喧嘩、揉め事のシーンは日本と比べたら断然多く、激しいです)

なので、最近はめっきり番組を見なくなってたのですが、今日、久しぶりに見たら大笑ーーーい!

まず「毎日肉喰ってまーす!」みたいなゴツい白人男性のほうが「動悸が治まらない~」と半べそかいてたった2日でリタイヤ。もちろん2日間の間、水も食べ物を確保出来ず、絵に描いたようなド素人ぶりを披露。

残ったのは女性一人。しかし、まだ19日もあるので、一人で生き残るのはかなりハードルが高い。なので特別に別の男性を投入する事に~。

新しいパートナーとなんとか4~5日ほど生き延びたものの、二人とも食料の確保が殆どできず、なんと!深夜に近くでキャンプしてた撮影隊(緊急時に備え救護隊も待機してるテント)のテントから食料を盗み、それがルール違反とみなされ、翌朝プロデューサーにチャレンジの終わりを宣言されました。盗むほうもイかれてるけど、ホントどういうオーディションをして、出演者を選んでるんだろうと思う。

「Naked and Afraid / 裸と恐怖」はディスカバリー・チャンネルで放送中で、日本でもケーブルTVで見れるようなので、興味のある方はどうぞ~


2 件のコメント:

  1. こっちでも同じような番組やってるよ。
    島で船造って本島にたどり着いたらゴールみたいな。サバイバル出来る人はナイフだけで、素人は災害対策セット(飲料、食料、サバイバルグッズとか)でやる。海だから魚、貝とか捕れるからかなり緩いね。

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    1. Naked and Afraid も、各自1つだけアイテムを持っていく事が出来るんだけど、殆どがナタか火おこしキットを持ってくる。ただいかんせんサバイバル経験が殆ど無い連中ばかり出るので、結局火を起こせても獲物を調理出来ないし、水を沸騰させる事も出来ない。

      ディレクターの狙いは21日を乗り越える人ではなく、出来そうにない連中を起用し、バカな事をするのを狙ってるように思える。これも視聴者が望んでるからだと思うんだけどね〜

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