2018年9月20日木曜日

$20

すご~~~く暇だった、夏が終わり、なんだか急に忙しくなって来ました。

そんな中、数日前、極々最近仕事で知り合った人から、仕事終わりに「家まで帰るガソリン代がないんだけど、$10貸して貰えないかな、、」と言われた。

年齢は僕と殆ど変わらないい年こいたオッさんがたった$10も無いのだ。

彼は「明後日金曜日が給料日だからその時に返す」と言う。

現時点(水曜日)で$10が無いということは、給料日迄のあと2日間に必要な、食事などを含む、その他は大丈夫なのだろうか?

話しを聞いてみると、嫁は糖尿病で働けないうえ、本人も仕事はパートの仕事しかしてないとの事。

生活保護を受けてるように見受けられた。

その時、僕の財布に$10札はなく、$20札しかなかったので、$20札を渡した。

彼は「お前はこの$20が無くて大丈夫なのか?」と聞いてきた。

$20位、大丈夫だけど、僕は彼と彼の家族を養う為に働いてるんじゃないので、そんなことは彼には言わなかった。

基本金は返して欲しい。そうすれば又、困った時には助けてあげれるかもしれないから。

彼は別れ際「金曜日には返すと」もう一度言った。 しかし、僕は金曜日には会えないから、今度会うまで持っててくれと伝えた。





彼と別れ、もし自分が同じような状況だったら、殆ど知らない人に「金貸してくれる?」と言えるだろう考えた、、、、。

たぶん言えない。

ガソリン代が無いのなら、バスで移動するなりしただろう。

ローカルの人達の感覚は自分とは大きくずれてる。


なにわともあれ、彼が今週乗り切れる事を願うであります。

追記:貸してた$20は12月24日に返却されました。

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